シンエヴァ 覚え書き 2

ヴンダー搭乗〜ヴンダー発進まで

 

シンジ「鈴原…サクラ…?」

サクラ「アホ!あんだけ乗るなゆうたエヴァにのりくさってアホ!碇さんのドアホー」

アスカ「女房かあんたは」

 

サクラ「脱走者の確認は終了しました、こちらにご署名を、式波戦時特務調査」

アスカ「DSSチョーカーは?」

サクラ「未装着で問題ありません、作戦終了時まで耐爆隔離室で保護します」

アスカ「その方がより確実ってことね」

サクラ「チョーカーには作動履歴が残ってました、これはパイロットが目の前で爆死した状況を示しています、そんな体験をしてもなお戻ってくるなんて、何故でしょうか」

アスカ「さぁね、これ第三村の記録とトウジからの手紙」

サクラ「お兄ちゃんから?」

 

 

リツコ「これに署名を葛城大佐」

リツコ「簡単にはリョウちゃんの想いは引き継げ無いわね」

ミサト「加持は関係ない、ここが落ち着くだけよ」

 

ミドリ「少佐の回収は良いですよ、なんであの疫病神も一緒なんですか」

シゲル「NERVにまた利用されるよるはましだろ」

ヒデキ「今回は総員に無条件発砲許可がでてます、今度は安心じゃないですか」

ミドリ「そんなの言うだけ番長でしょ」

スミレ「相手は子供です、躊躇も理解します」

ミドリ「その子供がニアサー起こして私の家族皆殺しにしたんだけど」

マコト「ニアサーは結果だ、艦長も贖罪に心身を尽くしている」

コウジ「そうだな、加持が託した人物だ」

ミドリ「みんな身内に甘すぎ、誰のおしっこかもわからない再生水と同じ、清めれば済むと思ってる、そんなわけないっしょ。」

 

アスカ「前より爆薬が増えてる、信用減ってるのね私たち。」

マリ「おかえりー姫ーベリー会いたかったよーん」

アスカ「何よこれ、前より本増えてるじゃない」

マリ「本は人の叡智の集合体、古今東西全ての本を読み漁るのが私の叶わぬ夢よん、バイザウェイ?ワンコくんとの身長どうだった?」

アスカ「別に」

マリ「ふーん年頃の男には興味ないと?」

アスカ「ガキに必要なのは恋人じゃない、愛情よ」

 

アスカ「他はろくな身体形状変化はないのに髪だけは伸びる」

マリ「頭髪には神も穢れも煩悩も宿ってる、人が人である何よりの証拠じゃない」

 

アスカ「こっちは無垢のおろしたてでしょ、死装束だもの」

アスカ「ちょっと寄り道したい」

マリ「ラジャー」

 

マリ「だーれだ」

シンジ「わかんないよ」

マリ「ヒント、屋上 チチの大きい良い女」

シンジ「あのパラシュートの」

マリ「ご名答、自己紹介まだだったね私はマリ、真希波・マリ・イラストリアス

マリ「いい匂い、大人の香りって奴?」

アスカ「そう簡単に変わらないわよ、あいつは。私が殴りたかったわけ、わかった?」

シンジ「アスカが3号機に乗ってた時、自分が何も決めなかったから、助けることも殺すことも、自分で責任、負いたくなかったから。」

アスカ「少しは大人になったみたいね、最後だから言っておく、あの時食べた弁当、美味しかった、あの頃はシンジの事が好きだったんだと思う、でも私が先に大人になっちゃった」

マリ「君は良くやってる、偉いよ、ツァイチェン」

マリ「スッキリした?」

アスカ「まぁね」